2013/06/28 [Fri]
(ガラス越しに撮影したため見づらくなっています)
どちらも、サイズは18×12、1200円です。
以前は、国宝・庫裏が織られたもの(画像左)のみだったのですが
2013年3月末に訪れた際には、新たに画像右の御朱印帳が増えていました。
シンプルな紺の表紙に、伊達家の家紋「竹に雀」の箔押し。
凛々しすぎる…。
新しい御朱印帳が販売された、ということは…
庫裏図柄のものは生産されなくなるのでしょうか?それとも2本立て?
確認してくるのを忘れました…
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2013/06/26 [Wed]
真如堂の御朱印帳。
柄が入っているサイズは16×11で、価格は800円(2013年2月現在)。
画像が切れていますが(写真左端)
無地紺のみ、18×12の扱いがあります。
いずれも、寺名などの印刷や縫い取りはありません。
そういう意味だと、純粋なオリジナルではないのかもしれません。
寺社名が入っていないものが好きな私としては
この図柄で18×12があれば即買うのですけど…
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!
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2013/06/22 [Sat]
15年に一度のご真体大開帳があります。
半僧坊とは、後醍醐天皇の皇子で臨済宗の僧
無文元選(むもんげんせん)禅師ゆかりの異人です。
海難に遭った禅師を救い、のちに禅師が方広寺を開創すると
再度現れ、その弟子となりました。
しかし、禅師の没後、方広寺とその山を護ることを約束し
再び姿を消したのだそうです。
以来、半僧坊は方広寺の鎮守として祀られ
その御利益は、海上安全、火災消除、良縁成就に厚いといいます。
鎌倉・建長寺にも半僧坊がありますが
それはこの方広寺から勧請されたものなのだそうです。
不思議な名前だなぁと思っていましたが
こんないわれがあったのですね。
さらに方広寺では、修復を終えた釈迦三尊も公開しています。
方広寺(北区)「釈迦三尊像」 5年ぶり本堂で公開
http://www.at-s.com/news/detail/618034754.html
浜松市北区引佐町奥山の方広寺の本尊「釈迦(しゃか)三尊像」(県重要文化財)がこのほど、修復から戻り公開された。本堂での公開は約5年ぶり。
公開されたのは釈迦如来と文殊菩薩、普賢菩薩の3体。いずれも木造で、ほとんどが1352年の作とされる。1690年には、徳川光圀(水戸黄門)の命令で修復された記録も残っていて、黄門様ゆかりの仏像として親しまれている。
3体は約5年前、安置されていた本堂の改修工事のため、別の建物に移し公開されていたが、傷みが激しかったため、1年半ほど前に京都の美術院に修復に出されていた。
修復では、釈迦如来の光背など破損箇所を修繕したり、汚れを落としたりした。作業中、普賢菩薩が乗る象の胴中に文字が見つかり、この象だけは1535年に作られたことが分かったという。
4月1日から「御帰還展」を行い、本尊を通常より近い場所で拝むことができる。修復の過程を撮影した写真をパネルで展示する。拝観料は大人400円、中学生以下200円。
問い合わせは同寺<電053(543)0003>へ。
ご真体と修復を終えられたご本尊さま、両方にお目にかかれるのですね。
10月中旬は仕事もひと段落しそうなので、湖北五山めぐりを狙いたいと思います。
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奥山半僧坊大権現 ご真体大開帳
≪期間≫ 平成25年(2013)10月1日(火)~11月25日(月)
9:00~16:00(15:30受付終了?)
≪拝観料≫ 大人400円、中学生以下200円、未就学児無料
≪公式ページ≫ 奥山半僧坊大権現
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2013/06/19 [Wed]
この山頂に唐澤山神社はあります。
山頂に到着すると、広々とした駐車場の奥に石垣が見えました。
神社らしからぬ佇まい、城跡です。
唐澤山神社は、唐澤山城の本丸跡に鎮座しているのです。
ここから境内へと入っていきます。
城門のあった「ます形」
その先には、物見櫓があったという「天狗岩」。
天狗岩を左に折れて少し進むと鳥居が見えてきます。
ちょうどこの日は雨上がりの晴れ間で
濡れた路面や木々が神秘的な雰囲気を醸し出していました。
鳥居の先には「神橋」と呼ばれる橋がかけられています。
橋の下に川はありません。
「四つ目堀」という空堀になっています。
経年変化でだいぶ浅くなっていましたが、跡はよく残っています。
神橋も、使うとき以外は引き上げてしまう曳き橋だったそうです。
のぼりが増えてきました。
本殿は近そうです。
神社が見えてきました。
階段手前のスペースは「引局」
奥女中の詰所跡だそうです。
階段に近づくと、この素晴らしい石垣。
唐澤山城の戦いで、当時の城主・佐野昌綱は
上杉謙信をたびたび撃退したといいます。
関東七名城のひとつに数えられ
難攻不落と謳われる所以がわかるような気がしました。
お城ならではの石垣を横目に見ながら階段を上ると…
拝殿に辿り着きました。本丸です。
拝殿までの道がまっすぐではありません。
何か理由があるのでしょうか。
祭神は藤原秀郷。
三上山のムカデ退治伝説や、平将門の乱の平定で知られています。
乱平定の功により、下野・武蔵2国の国司と
鎮守府将軍に任ぜられて勢力を拡大します。
佐野氏を名乗った子孫は、この城を整備していきました。
現在も残る石垣は、当時のものだそうです。
「南城」からは、佐野市街が一望できました。
視界の良い日はスカイツリーまで見えるそうです。
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2013/06/14 [Fri]
信濃国分寺御開帳に行ってまいりました。
伺った日はちょうど中日法要の日で、御開帳はその後になるとのこと。
だいぶ時間があったので、その間に境内を散策することにしました。
こちらが本堂。
秘仏・薬師如来さまと結ばれた五色の紐が回向柱へと続いています。
境内にはたくさんの人が御開帳を待っていました。
右手には重要文化財の三重塔(室町時代)。
各国の国分寺に現存する塔の中では一番古いものだそうです。
扉が開いていたのでお邪魔すると
内部には大日如来さまがおられました。
しばらくすると、法要の前の練供養と稚児行列が始まりました。
行列が終わると、次は法要です。
御開帳を待つ人たちは、だいぶ長い列を作っていました。
本堂の中は通行整理がなされていなかったので
内陣を取り囲むように団子状態で押したり引いたり…
法要が終わるのを待つこと30分ほど
いよいよ厨子の扉が開き、金襴の布が上げられます。
くすんだ金色、像高は150センチほどでしょうか。
右手が施無畏印、左手が与願印の一般的な薬師さまです。
布や供物にも隠れてはっきりとは見えませんでしたが
かすかな光の加減から、涼しげな御顔立ちをなさっていました。
『朝日新聞デジタル』で詳細な写真が見られます → ◆
行事のないときは空いていて、近くで参拝することができるのだとか。
それを聞いて午後に再訪したところ、今度はコンサート中でまたも混雑。
残念でしたが、御開帳期間中にお参りできるのはこの日だけだったので
行けてよかったです。
次回の御開帳は12年後、次の巳年です。
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